精度への取り組み

精度を高める検査体制

プロトワークでは不良率の公開や検査項目の充実、機上検査の実施、不良内容のデータ化などの対応を継続して行っております。不良率0%を目標に、各セクションごとのチェックを繰り返した上で検査室での測定機器などによる最終検査にはいります。

  • STEP.01
    製造者の検査(製造者)
    通常発送 分納発送(量産)
    ワーク(製造物)を製作中、またはマシニングセンターから取り外す前に製造者が機械テーブル上で検査します。
  • STEP.02
    中間検査(検査員)
    通常発送 分納発送(量産)
    形状や寸法公差、重要寸法公差箇所など大きな見落とし、不具合はないか大まかな先行チェックを行います。
    分納発送分(量産)の場合は、この時点で図面・全データによるほぼ完璧に近いかたちで検査します。
  • STEP.03
    手加工者の検査(手加工者)
    通常発送 分納発送(量産)
    形状不良、張り合わせ・バリ、だ肉・キズ等の表面上の仕上がり具合などの形状チェックを行います。
  • STEP.04
    技術者の検査(技術者)
    通常発送
    製造技術一同他者(第三者)が形状確認、寸法検査などすべての総チェックを入れます。
  • STEP.05
    製造技術者と検査員の打ち合わせ
    通常発送
    図面・CADデータ・議事録・その他書類を通しての確定条件を検討します。
  • STEP.06
    完成後の総合最終検査(検査員)
    通常発送 分納発送(量産)
    全書類・全データ・精密測定機器・測定器具・ゲージ類などを使って、形状・寸法・バリ、だ肉・歪み・反り・接着関係・キズ、汚れなど全総合検査をします。
  • STEP.07
    発送
    通常発送 分納発送(量産)
    しっかりと梱包後、お客様のもとへ発送します。

各セクションごとのチェックを繰り返して検査室での測定機器などによる最終検査にはいります。
より多くの技術者(人の目)を通す事により
◎形状の思い込みによるミス
◎ノギス測定による個人誤差
◎片寄りがちな個人的性格ミス  などの
バラつきの出てしまう人為的誤差(個人差のある不安的要因)を軽減し、明確にすることによって確信のある製品を作り出すことにしています。

また、これだけの検査を通すにも関わらず100%(完璧)ということは非常に困難です。
しかし100%に限りなく近付けられる可能性は無限にあると考えられ、

”一つミスを出す事により100%(完璧)に近付く”
(新しいミスを出してしまうとそれがまた勉強となり技術レベルが上がる)

という前向きな気持ちで日々努力を重ね、改善を行っています。

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